独断解説の嵐

優しくって少しバカ

優しくって少しバカ
作詞・作曲:井上貴志 編曲:ha-j

2004年のアルバム「いざッ、Now」の収録曲。
相葉君がメインボーカルをとっています。

バラエティ番組等では、なんとなくおバカな役回りになることが多い彼。実際、日本語の間違えも多いですし、仕切るとグダグダ。優等生とは言い難いです。
しかし、個人のインタビューや、ちょっとした場面で、繊細な気遣いを見せるし、コメント内容も実に深く冷静。頭のいい人なんだろうな。と思います。

癖のある声で、リードボーカルを取る事があまりない彼。
メインボーカルを取ることの多い大野君の声に合わせた高いキーで歌うはめになりますので、無理に声を出している感じに聞こえるかもしれません。
でもソロなんかで、自分のキーで歌うと、暖かくて落ち着いたステキな声の時があります。
この曲も然り。暖かく優しい声で、素敵な主人公のセリフを歌います。

では、歌の世界をのぞいてみましょう。
歌詞はこちら




=====================
今、10年前に夢見た"宝の地図"を首に下げている。
筋肉もない痩せた腕で、バカな頭で。
ダッフルコートのフードをかぶって、
信じるもの。信じていたもの。変わってゆくもの。を考えながら


"宝の地図"は比喩で、人生の設計図のようなもの。
まだまだ非力な自分だけど、10年前に目指そうと決めた夢への道は忘れていない。と歌っています。もちろん、進む人生の中では、今も信じているもの、信じることをやめたもの、変わらざるえなかったものもたくさんあります。

憧れていたロックスターも、彼が大金を稼いだとたん、
つまらない虚像にみえるようになってしまった

冒頭の歌詞のつながっていて、「信じていたけど信じるのをやめたもの」の一例が披露されています。

上を向いて歩いても、涙はこぼれてしまう。
雲の上にあるように感じてた幸せも、こっぱみじんに消し飛んだ。
でも、僕には新しい地図なんてないから、
この地図をもって、引き続き探すしかないんだよ。
無くなったモノを

この主人公は、最近なにか、人生の壁にぶつかったようです。
悔しくて涙がこぼれ、夢も粉々になるようなことがあったけど、諦めはしません。
自分には、この道を目指すしかないんだから、まだまだ進むよ。
ぶれないように、自分に言い聞かせています。

人生とかけて、努力と解く。
その答えは、霧の中、闇の中に消えてしまった。
人生で、何を追いかけて、何を奪い取るのか?
見えない敵や、見えない的、見えない仲間とどう戦う?
イライラしたり、舌うちしたり、
八つ当たりを誰かに飛ばしたりした瞬間、
自分の事がわからなくなった。


前の一節の挫折を回想しているシーン。
人生において、努力していけば、いい結果がでる。と思ってたのに、
その答えが見えなくなるようなアクシデントがありました。
その結果、目標や攻めるべき敵を見失って、まわりに八つ当たり。
だめな自分を分かっているけど、駄目な行動をしてしまう。
そんな自分を悔いているシーンです。

未来への道を示す標識なんて、消え去ってしまい、
何を頼りにして、何に寄りかかって生きてゆくべきなんだろう?
こんな、ちっぽけな心のままで。
でも、せめて、胸の小さな情熱は消さないように、
歩いていけたら、君を幸せにできるのに。

ダッフルコートのフードをかぶって、
何かに甘えながら、何かに頼りながら、誰かに寄り添いながら。

心の傷口を隠す手を、そっと離して、
古い地図が示す、夢にみた未来を探しに行こう。
半べそかいても、せめて、心の奥の情熱は消さないように、
歩けたのなら、多少、間違えがあってもいい。
人から笑われたって、かまわない。

=====================

転んでも、迷っても、愚直に夢への道を進もう。
そう、決心している人の歌です。
単に夢を追っている歌ではなく、大きな挫折を経て
もう一度、自分の歩むべき道について考えている姿です。

タイトル「少しバカ」は、頭が悪いわけではなく、バカ正直に
自分の目指す道をあるく姿を表しているのですね。

失敗したり、息詰まったりした経験のある人は、
再び立ち上がった経験があるから、いざと言うときに打たれ強い。
いわば、ピンチは強くなるためのチャンス。
そんなコトを思い出させてくれる歌です。

「ヨクヨするだけじゃなく、今からどう歩くかですよ。
目指してた夢を、諦めないで追い続けないとね。」

そう、相葉くんが語りかけるような一曲です。
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by 503carryon | 2013-12-12 23:01 | いざッ、NOW | Comments(8)
Commented at 2013-12-13 00:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 503carryon at 2013-12-13 06:20
はなこさん:ホント寒いです。(><)  
相葉くんの強みは、「大真面目にやるほどに、面白い感じになっちゃう」ところ。それは最大の弱点でもあり、歌も甘くうたえば、甘すぎて。かっこよく歌えば、粋がってるようにみえて。。。
いい声なんだけど、、、なんかさりげなさが足りないんですよね。笑
それも含めて、憎めないのが彼のすごい所なのかなあ、、、
Commented by もりし at 2013-12-13 21:49 x
私も相葉くんって実はすごく頭のいい人だと思います。人間としての知性があると言うか。雑誌のインタビューでも、耳あたりの良い適当な答えじゃなくて、自分でしっかりと考えたことを誠実に語っているように思います。この歌大好きです。何事にも一生懸命な相葉くんが歌うからこそ、ぶつかっても迷っても、人から笑われたっていい。とにかく前に進むんだって言う歌詞に一層説得力があるのだと思います。
Commented by 503carryon at 2013-12-14 01:13
もりしさん:「人間としての知性がある」って素敵な褒め言葉ですね。まったくそのとおりだと思います。品があるんですよね。言ってることが。
ちゃんと大切に愛されて育った人なのだろうな。って思います。
Commented by mie at 2013-12-14 22:59 x
この曲名、ほんとに相葉ちゃんにぴったりだと思います
曲の内容もそうですね
だから納得して聞ける曲だと思います

迷っても愚直にまっすぐに
大事だけど、つい近道に逃げそうになります
逃げずに向き合えるように、相葉ちゃんに背中を押してもらって頑張ります
Commented by 503carryon at 2013-12-15 00:32
mieさん:そうですね。彼のソロはあて書きが多いので、彼にぴったり。あったかい歌です。^^
Commented by おーちゃん at 2013-12-15 16:48 x
相葉さんの歌の中で、一番好きな歌です。
本当のバカじゃ、こんなに真剣に色んなこと考えられないですよね。だから「バカ正直」とか、「もう私ったら、バカっ、嫌になっちゃう~」とかいうときのバカのニュアンスに近いんですね。改めて解釈読んで、感じました。

相葉さんも、本当のバカじゃ、あんなに色んなこと出来ません。
自分をネタに笑いはとっても、人を傷つけて笑いはとらない。
ちびっ子やママ達に人気があるのも、すごく合点がいきます(*^o^*)
Commented by 503carryon at 2013-12-15 23:18
おーちゃんさん:日経エンターテイメントのインタビューでもなかなか深いことを言ってましたね。何事も深く考えられる人なんだろうな。って思います。人を傷つけてまで笑いをとろうとしない。そういうとこが、きっと二宮くんが彼を尊敬する所以なんでしょうね。

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