独断解説の嵐

冬のニオイ

冬のニオイ
作詞・作曲:girls talk 編曲:石塚知生

2003年のシングル「とまどいながら」のカップリング曲です。
その後、04年のベストアルバム「5×5 THE BEST SELECTION OF 2002ー2004」にも収録されました。

あまりビッグヒットにも恵まれず、結成5年目にしてベストアルバムを出されてしまう。(←よく、落ち目ミュージシャンに対し、レコード会社がやる戦略)という事態になっている当時の嵐。
オリコン月間順位8位。年間順位49位。今では考えられない渋い成績です。

しかし、少年から大人になってゆく頃の、せつなく寂しい雰囲気をまとったこの頃の曲。
今の嵐にはない独特の魅力がありますね。

クリスマス、忘年会、新年会、同窓会、合コン、、、、
色々な飲み会も多いこのシーズンにぴったり。
失恋後の男の子のほろ苦い日常を描いた曲です。
メインボーカルの大野君が、寂しく、艶っぽく歌い上げるスローバラードです。

では、歌の世界をのぞいてみましょう。
歌詞はこちら



=====================
次の電車は17分後 しゃがみこんでいても寒い。
遠くに見えてるあの街の灯りは、やけに 心惹かれるような光だ。
仲間達からメールが入る。 みんなもう集まっている、、、
かじかんだ指で返信打ってたら、変な日本語になってた


歌詞は読んだままの意味なので、シチュエーションを説明していきます。
寒い駅のホームで、電車を待つ主人公。
ホームから見える隣町の繁華街の明かりをみながら、しゃがみこんでいます。
もう待ち合わせ時間を過ぎているのかもしれません。
「早くこいよ」友達達からそんなメールでも届いたのでしょうか?
かじかむ手で、返信を打ち返します。

冬が来て、すぐに買ったコートも いつのまにかなじんでいた。

冬のはじめに買ったコートもなじむくらい、時間がたっていることが示唆されています。
冬も深まってきている季節のようです。

君の事を思い出さない時間が、だんだん増えてきて、
新しい恋の出会いも、期待している。
君がいなくても、全然平気。それが、今の僕の人生さ


この1節で、主人公が「君」との恋を失恋していることが描かれています。
別れて少し時間がたって、心の傷も小さくなっている。そんな様子が語られています。
ところが、、、、

なんて、、、何度も心の中で"全然平気"と、わざわざ繰り返してる。
君に会いたいなんてさ、言えるわけないよ。いまさら


実は強がって自分に言い聞かせているだけ。本当は全然平気にはなっていません。
でも、いまさら自分から「君に会いたい」とは言い出せない事情が、彼にはあるようです。

もう、君がいなくても大丈夫。そう思ったとたん、その油断に付込まれるように思い出す。
それは、治りかけたのに、またぶり返す風邪の症状みたいにね

不器用にでも、違う楽しみを見つけて暮らす。
そんな生活も悪くないのに、、、、

明日、もしも、雪が降ったら、君に会えるかもしれない、、、
いや、まさかね。たぶん、雪は降らない。
そんなに都合よくいくはずはない。それが僕の人生さ。

白い吐息が夜の中に消えてゆく。
記憶の中の君の顔がぼやける
会いたいなんてさ。言えるわけないよ、、、いまさら

錆びついたフェンス 落書きの跡
高架下から 続いた坂道

君を思い出さない 時間が増えて
新しい出会いに、期待もしてる。
全然 君がいなくても平気。それが僕の人生さ。

いつかきっと 君にまた会えるだろう。
見慣れた狭い街のどこかで。
そんなに上手くいくわけないかな。それが、僕の人生だ。

なんて、、何度も心の中で、
わざわざ何度も、くりかえしてる。
会いたいなんてさ 言えるわけないよ 
いまさら、、、


=======================
飲み会の誘いに応じて、街へ繰り出す。
表面上は、失恋の痛手なんてなさそうに見えるけれど、
心の中は、後悔でいっぱい。彼女のことばかり考えています。
「いまさら会いたいと言えない」のは、彼が浮気でもしたのでしょうか?

どこにでもありそうな情景が、日常的な単語で綴られるストーリー。
それだけに、同じ境遇の人には、胸に沁みるバラードではないでしょうか?

暗い駅のホームに、一人でポツンとしゃがみこむ姿。
目に浮かぶようですね。
お好きな嵐君で想像すると、せつなさが楽しい?ですよ。

彼が今宵、飲みすぎないように。 
つい、そう祈りたくなる物語です。
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by 503carryon | 2013-12-03 21:20 | シングル | Comments(4)
Commented by omu at 2013-12-04 05:22 x
私冬のニオイの大野くんのソロ好きなんですよ。切ない声で歌ってて…でも何か色っぽく聴こえるんですよねー。笑

私は初めて聴いた時から不倫のイメージでした!
そう考えると嵐って不倫曲多い気がします。(^w^)
これからもどんどん増やしていって欲しいです!!不倫大好物ですから。笑
Commented by 503carryon at 2013-12-04 06:07
omuさん:ほう。不倫かあ、、その発想はなかったなあw 青春の失恋かと思ってました。 不倫にすると、いきなり影のある声に聞こえますね。
それはそれで、面白いかも。^^
Commented by ピッピ at 2013-12-04 17:51 x

私、この曲聴いたことないんですよね…。
ずっと「冬のニオイ」ってタイトルに惹かれてて
聴いてみたいなと思っていたのですが…。

恋愛ソングかな、なんて
勝手なイメージを作っていたのですが…
失恋ソングだったのですね(笑)

もう12月。
嵐の冬の歌が聴きたいこの頃です。
Commented by 503carryon at 2013-12-05 22:09
ピッピさん:大野君がインタビューなどでよく「嵐の冬っぽい歌は?」という質問に、この曲をあげていますね。「そのまんまやんか!」とおもってしまいますがw 寂しくほろ苦い感じが素敵なうたです。

嵐の歌詞を勝手に読み込みます。検索欄に曲名をいれると過去の記事がでてきます。なお現在はリクエストをお受けしていません。感想コメントはどなたでも大歓迎です。お気軽にコメントしてください。※記事の無断転載はお断りします。
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