独断解説の嵐

虹のカケラ -no rain, no rainbow-

虹のカケラ -no rain, no rainbow-
作詞:Osami・Octobar 作曲:Carl Utbult・Chris Meyer・Taisho 
編曲:石塚知生

2011年7月リリースのアルバム「Beautiful World」収録曲。
震災後に出すアルバムとして、強いメッセージが込められたこのアルバム。
この曲も「君はひとりじゃない」というメッセージが繰り返し、歌詞で語られています。

けして押し付けがましく感じないのは、この曲のもつ、ゆったりしたテンポや、ほっこりとした温かいメロディによる部分も大きいでしょう。
曲の雰囲気的には、S兄さんの「世界に一つだけの花」に近いかも。
シングルになるポテンシャルは十分もっている曲だと思いますが、扱いの低めの曲なので、時間がたつと忘れられそう、、、、私は好きなんだけども。

とてもさりげなく、大切なことを伝えようとしている曲です。
当時のタイミングで、嵐のような立場の人がリリースする事は、
とても意味があった歌だとおもいます。

では、歌の世界をのぞいてみましょう。
歌詞はこちら




=============================
いくつものカラーが溶け合えば、ひとつになる。この世界中で、、、、

僕らは、虹のカケラ。それは確かだ。
みんな、それぞれの色を持っている。 それは、確かだよ


この曲ででてくる「カラー」「色」というのは、人それぞれの個性のようなもの。性格や特技、経験や立場だけじゃなく、ひとりひとりの味わいのようなものを表しています。
僕らは虹のカケラのように、それぞれがいろいろな色を持って生きているよ。
そんな世界観を語る一節です。

そっと君が微笑めば、ふっと素直な気持ちになれた。
そんな些細な出来事で、きっと世界は回っている。
そんな風に君なりの色が、絵描いたように、個々の人を彩っているんだ。


特別何かをしなくても、その人のありのままでいるだけで、だれかの助けになることがある。なにげない事が語られていますが、震災後のような、日常が奪われているタイミングで聞くと、とても深い意味をもつメッセージかもしれません。

いくつものカラーが溶け合えば、ひとつになる。
この世界中で、それが起こっている。
それぞれの愛情を分け合えば、世界は光るよ。
手の中の未来を、みんなで分け合おう。


すごいことをしなくていいから、自分の色を、みんなと混ぜよう。
それぞれの愛と未来を、みんなで分け合おう。
この曲全体の主題(一番伝えたいこと)がサビになって、何度も繰り返されます。

僕らの人生の旅は続く。確かにそのとおりさ。
その旅の先には、それぞれのゴールが待っている。 確かにそのとおりだよ

そっとささやくように吹く風が、ふっと僕の心を揺らした。
そんな思い集めて、きっと世界は変わる。
僕の人生のどんな場面にも、君がいますように、、、

風は「きっかけ」のようなものの比喩です。「個々の人生は、別々だけど、ちょっとしたきっかけが、互いの心を動かすこともある」ということが歌われています。そして、そんなエピソードがいろいろ集まると世界は変わるんだ。
人と人とのつながりや、気持ちが関わり合いが描かれます。

希望に巡り会うたびに、僕らは未来を夢見る。 人と出会えた喜びを胸に進もう。
困難があっても、空が晴れる日をめざそうとする。
この、終わらない世界の中で。


3・11震災後は「未来」とか「夢」なんて気楽に考えられなかったし、余震が続き、原発事故の不安も大きい中、閉塞的な気持ちになる人も多かったはず。
そんな中、「世界は終わらない。」とさらっと言い切ってくれるだけで、ほっとした人もいたのではないでしょうか。

さあ、涙を拭いて笑顔をみせて。 悲しいときでも笑ってごらん。
そう、君は一人じゃない。気づいてよ。ほら、笑って、笑って、笑って!

いくつものカラーが溶け合えば、ひとつになる。
この世界中で、それが起こっている。
それぞれの愛情を分け合えば、世界は光るよ。
手の中の未来を、みんなで分け合おう。

=============================

 人と人は些細な部分で関わりあって、そうやって世界は回っている。
 だから、君の個性を、君の愛を、ほかの人にも分け合おう。
 君は一人じゃない。さあ、笑ってごらん。 世界は終わらないのだから。

これがこの曲のメッセージ。
「支えよう」「助けよう」「立ち上がろう」とは、けして言いません。
ただ、ちょっとした気持ちでいいから「分け合おう」って言っています。

ちょっと嫌な事があったとき、「元気ないね大丈夫?」
疲れて帰ってきたとき「お疲れ様、大変だね」
「ありがとう」「がんばったね」「風邪治るといいね」・・・
そんな日常の誰かの一言で、ちょっと救われたことないですか?
そんな気持ちを分け合おう。と語りかけている歌です。

サブタイトルの「no rain, no rainbow」はハワイのことわざだそうで、
「雨なくして、虹はなし。」
辛いこと、苦しいことを乗り越えないと、喜びもないよ。ってこと。

みんなで、先に進もう。ちょっとずつでもいいから。
ひとことでいうと、そういう歌なんですね。

※この曲は過去の記事を修正し、再掲載しています。
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by 503carryon | 2013-09-01 15:29 | Beautiful World | Comments(8)
Commented by おーちゃん at 2013-09-01 19:25 x
この曲、私も救われた人間の一人です。家族が難病と判り、本人も周りの家族も、現実を受け入れられず、悩む毎日でした。
この曲を聴いたとき「そうね、世の中捨てたもんじゃ無いわよね。病気、新しい世界との出会いの始まりかも。」と、本人が最初に前向きになり…。
それ以来、我が家では、毎日、目覚まし時計がわりに、この曲を流してます♪
Commented by はなこ at 2013-09-01 23:51 x
いくつものカラー、溶けあえば、ひとつ
大好きなフレーズです。優しい気持ち、忘れないように、九月をスタートしたいです(*^_^*)長い夏休み終りますね(^o^)/まだまだ、暑さ厳しいようですが、ぼちぼち、頑張りますかね(o^^o)
Commented by mie at 2013-09-02 00:17 x
すっときれいであったかい曲^^
素敵なメッセージですね♪
大好きなんだけどなかなか聞けてなかったな・・・と思いました
この機会に聞いてみます♪
Commented by ましゅ at 2013-09-09 16:44 x
この曲は…コンサートのイメージがすごく強いです。
見るとほっこり、笑

歌詞で言うと個人的には「涙ふいて笑顔見せて 悲しい時でもsmile」周辺が好きです( *´艸`)

分け合えるように、なりたいなって思います。
Commented by 503carryon at 2013-09-16 12:07
ましゅさん:分け合えるのは、気持ちに余裕がある証拠ですから、なかなか難しいですよね。そうありたいと思うけど、イライラしちゃったりします。「悲しい時でもsmile」がんばらねば。
Commented by 503carryon at 2013-09-16 12:08
mie さん:いい歌なんだけど、TVでもやらないし、コンサートでも、風船とかとばすから、あまり中身に集中できない歌なんですよ。 イヤフォンでゆっくりいくといい歌なのです。

Commented by 503carryon at 2013-09-16 12:09
はなこさん:会社でも「いくつものカラー、溶けあえば、ひとつ」になればいいな。と思いつつ、仲間同士が言い合いしてたりするのを眺めています^^;
上手く溶け合わせるのは難しい。
Commented by 503carryon at 2013-09-16 12:11
おーちゃんさん:すごく大変な気持ち、どうにもならない気持ちのときに、歌の力の大きさを感じることがあります。エンターテイメントは無駄な娯楽だと言う人もいうけれど、そう思う人は苦労のない人なのかもしれませんね。

嵐の歌詞を勝手に読み込みます。検索欄に曲名をいれると過去の記事がでてきます。なお現在はリクエストをお受けしていません。感想コメントはどなたでも大歓迎です。お気軽にコメントしてください。※記事の無断転載はお断りします。
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