独断解説の嵐

テ・アゲロ

テ・アゲロ
作詞/久保田洋司  作曲/Patrick LIOTARD

2003年のアルバム「How's it going?」収録曲です。

ラテン風のアレンジで繰り出す、情熱的な楽曲。
アップテンポのリズムにのせて、行きずりの男女の一夜を歌います。

今は、だいぶ「おじいちゃん化、仙人化」が進む(?)大野君ですが、
この当時はセクシー番長、絶好調超。
色っぽさ満載のボーカルと、櫻井くんの軽快で勢いのあるRAPが絶妙に絡み合う楽曲です。

TVやラジオでは流しにくい歌詞ですが、そういうのもアルバム収録曲だからこそ。
さわやかで仲良しでニコニコしているグループのパブリックイメージと、
少し違う声の表情を聴けるのも楽しいですね。

今日は、ちょっと大人ソング。
情熱的な夏の恋をお楽しみくださいませ。

では、歌の世界をのぞいてみましょう。

歌詞はこちら




==================
(RAP部)
これが、嵐スタイルだ!
俺のやり方知ってるだろう?
イイ感じでいくぜ!イイ感じでね!
ほら!


”la tormenta ”はスペイン語で「嵐」 
"Steelo"は同じくスペイン語の黒人なまりで”estilo”(style)のこと。
生き方とか、流儀という意味なので、” la tormenta steelo ”=嵐流ってこと。
”that shit ”は、「すげえ、イケてる」それが、命令形になっていますので、上記のようにしておきました。
冒頭はあんまり意味のある歌詞ではなく、ちょっと悪っぽい感じで「さあさあ!いってみようかー!」くらいの意味しかなさそう。

名前も知らないまま、お互いを知ろうか?
ブラックライトは、夜の太陽。
波の音のようなラテンのリズムさ。


名前も知らないのに、知り合う。というのは、名前も知らない相手と、深い関係になる。ということを意味します。主人公が初めて出会った相手を誘っているシーンから始まります。夜のクラブシーン。ラテンのリズムとブラックライトの下で、彼女を口説きます。

アラビアンナイトのような、深夜の東京。
もしも明日、街ですれ違っても気づかないくらいに、
普段の顔を忘れて、セクシーになりなよ。oh・・・


”千夜一夜”は、有名な「千夜一夜物語(=アラビアンナイト)」のこと。詳しくは、ググっていただくとして、乱暴に説明すると、性愛と殺人に溺れていた王様をなぐさめるために、千一夜に渡って語られたおとぎ話のこと。ここでは、深い意味はなく、淫靡で謎めいた雰囲気を表現しているのだと思います。

高く、手を上げろ。もっと、両手あげろ。
キスもしないままで、もう、腰つきは最高潮に、、、、Oh


”High”は「高く」という意味もあるし、「興奮する」という意味でもあります。
”手あげろ”は、相手を追い詰めて拳銃を突きつけているセリフです。要は、相手の女性に「覚悟しろよ」という意味。キスを省いてしまって、最高潮に腰を振って踊っているような状態ですから、かなり惹かれあってホットな状態ですね。

もっともっと、ハイな気分でパーティ。
高く高く、腕上げよう
どこで覚えたの?そのテクニック。憎らしいほど俺を誘う



人いきれのダンスタイム。 熱帯のような雰囲気。
裸のまま生まれてきた、獣たちの発情期のよう


”人いきれ”は人の熱気でムンムンしている様子です。クラブのダンスフロアが、熱気で怪しい雰囲気になっている。”獣”はここでは、会場にいる人々のこと。 みんながセクシーな気持に発情している。と歌っています。

途切れない音楽、 息切れで波打つ胸
服を着たまま、シャワーを浴びたように
汗で濡れて、透けるボディライン Oh


高く、手をあげろ。
もう、逃げられないぜ。
行き先も告げないままに、逝ってしまうような眼差し oh


いよいよ追い詰めた彼女。もう逃がさない。”行き先も 告げぬままに いってしまうような 眼差し”は非常に意味深な描写です。
どこに行くか言わずに、昇天してしまう→勝手にイク というニュアンスとも受け取れます。

もっともっとハイな気分に、
高く高く 腕をあげよう
どこで覚えたの? そのテクニック
油断していると、僕はもう、お手上げだ。


描写は徐々にダンスフロアから、二人だけのラブシーンへ移ります。
追い詰めた獲物(彼女)は、彼の手に落ちていますが、
肉食女子の彼女も負けてません。彼も驚くテクニックで応戦します。

俺が黙っていても、あなたが黙っていても。
(ほら、大声だせよ。)
あなたは、黙っていても、つい声あげちゃうんだ

セクシー! 胸に刺さる牙
セクシー! 皆、いいね!いいね!
セクシー! 君は、まるでシヴァ神のように美しい。
手をあげろって! セクシーなお嬢さん


行為の最中の描写のようです。黙っていようとしても、声を上げてしまう彼女を描いています。

”牙”は、前の方ででてきた「発情期の獣」に呼応していて、彼女に噛み付かれたような描写。”CHEEVA”はスラングだと思うのですが、よくわからないので、適当に訳しました。おそらく、”Sheba”を訛って表記したものだと思いますので、「いかした美女」って程度の意味と思います。「いいねえ、イケてるよ」ってかんじかな?

もしも、明日街ですれちがっても、わからないくらいに、
普段とちがうセクシーな姿で、乱れて。 OH

最初の方に出てきたフレーズですが、シチュエーションが異なりますので、ここではベッドでの乱れ姿を促しているようなセリフです。大野くんの搾り出すようなOH~!もセクシーですね。

あとは、煽るように、サビが繰り返されます。
==================

クラブでナンパした女の子をベッドに連れ込んで、セクシーに乱れさす。
って歌。

こう書いてしまうと身も蓋もないけれど、真夏ですもの。大人ですもの。
そういう恋もあるでしょう。

古いアルバムには、こういうお色気路線、時々登場します。
「国民的アイドルグループ」と呼ばれる今は、発表しにくい楽曲かもしれませんね。
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by 503carryon | 2013-07-15 19:22 | HOW'S IT GOING? | Comments(15)
Commented by はなこ at 2013-07-16 01:05 x
この曲の入ってるアルバム、ちょっと、背伸びしてる感じの曲が、多いのかな(*^_^*)
大人のひと夏の恋したいお年頃だったんですかね(^o^)/
Commented by sho at 2013-07-16 14:34 x
この曲大好きなんです!!! 若い頃ならではって感じの曲ですね(^^)
大人になった嵐さんにぜひぜひ歌って頂きたいものです♪
Commented by ビスコ at 2013-07-16 19:01 x
ハウズの曲ってどれもなかなか突っ込みどころ?が多くて聞いていて飽きないです(笑)
確かにこの頃だから発表できた曲ってありますよね…
人気者になってくれるのは嬉しいけどこういうところは寂しいですね(´;ω;`)
Commented by はなこ at 2013-07-16 20:31 x
My Answerが、爽やかな二人なら、テ・アゲロの二人は、一夜のアバンチュールを愉しむ二人ですね(*^_^*)地味な青春でしたが、嵐さんの歌の中で、愉しみますかね(≧∇≦)
若さで、ノリノリなお兄さん達でしたね(^o^)/
Commented by 503carryon at 2013-07-16 21:25
はなこさん:そうですね。背伸びしている感じもまたほほえましい。今の嵐で聞きたい気もするけど、かえって生生しくなったりするのかも。w
粋がって歌うくらいが、こういう曲はいいのかもしれませんね。
Commented by 503carryon at 2013-07-16 21:29
ビスコさん:確かに、突っ込みどころ多いww  飽きない理由はそれだったのか!
Commented by 503carryon at 2013-07-16 21:30
shoさん:結構大人っぽい歌なんだけど、ハウズのコンサートではユーモラスな振り付けでしたね。クールな雰囲気で聴いてみたいかも。
Commented by masha at 2013-07-17 21:41 x
初めまして。いつも興味深く読ませていただいてます。
初めてこの曲を聴いたとき、ヒャーって感じで、聞きながら赤面してしまいました。ランバダがガンガンかかっている、バブル期のディスコの画が脳裏に浮かんだんですよ。歳がわかりますね(笑)。
息子(小6)も嵐フリークなのですが、うっかり車中でハウズをかけてしまって、「裸のまま生まれてきた獣たち」ってなに?と聞かれ、返答に窮してしまいました。
「ほら、人間も動物も生まれるときは裸じゃん」と、逃げておきましたが、果たして正解だったのか…。
彼はまだ、「Still...」とか「ラブシチュ」とか、「アデイ」、「アオゾラペダル」等々、無難な楽曲が多いので安心(?)なのですが。
Commented by ましゅ at 2013-07-18 22:17 x
こんばんは。
おとなな雰囲気のテ・アゲロ、
私は最初のla tormenta steelo ってフレーズが大好きで、
なにかともじって使うんですが…
ほぼほぼ伝わらず(笑)
おとなな嵐さん…今に比べたらまだまだ若くて
かわいくみえちゃいます。
Commented by M at 2013-07-21 12:54 x
この曲、アラフェスに投票しちゃいました(笑)
アラフェスでやって下さるのであれば是非ともセクシー全開でやって欲しいです(笑)
Commented by 503carryon at 2013-07-25 00:15
mashaさん:ディスコでランバダてww 久々に聞いた単語です。^^
しかし、すぐわかる私も、同じくらいの年だとおもいますww
Commented by 503carryon at 2013-07-25 00:17
ましゅさん:「la tormenta steelo」気が利いていますよね。音も字面もなかなかよいフレーズだと思います。しかし、もじって使ってまわりに伝えるのは、ハードル高そうw
Commented by 503carryon at 2013-07-25 00:18
Mさん:私も投票してみました。^^
Commented by はなこ at 2013-07-28 12:36 x
娘も、一位投票したそうです(^o^)/
大野さんのOH!が聴きたいんだそうです(o^^o)アラフェス、参加は、難しいけど、なんの曲が、選ばれるのか、たのしみです(*^_^*)
Commented by 503carryon at 2013-07-28 18:57
はなこさん:結局2010年以降の曲になることが多いのですが、それでも結果は楽しみですね。

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