独断解説の嵐

Cosmos

Cosmos

作詞:pause・eltvo、Rap詞:櫻井翔
作曲:Erik Lidbom、編曲:佐々木博史

ワールドカップなので、非公式応援ソングをお届けしましょう。

2012年秋のアルバム「Popcorn」収録曲。
タイトルの「Cosmos」は「宇宙」のこと。宇宙空間そのもの(space)というより、
「地球も、太陽も、その他色々な惑星も、そこに住む生物や物質もなにもかもを含めた秩序のある全世界」という概念。
日本人にはちょっと理解しにくいけれど、「宇宙の何もかも」というニュアンスと思います。

その名のとおり、スケールの大きな躍動感あふれる曲。
アレンジャーの佐々木博史さんは、もともとゲーム音楽をつくってた方で、オーケストラ等を駆使した壮大な音作りの上手な方。「曇りのち、快晴 」「Monster」「Lotus」「明日の記憶」なんかもこの人です。

雄雄しいコーラスと、太鼓の音色で、ちょっとサッカーの応援歌っぽい。
歌詞の中に登場するカラスも日本代表のマークですし、海の青もチームカラー。
ワールドカップかなにかのコンペで没になった曲が、アルバムにはいったのかなあ、、、と勘繰りたくなる曲です。(真相不明)

曲自体は世界平和や人類愛のようなものを歌ったスケールの大きい、地球人への応援歌です。
今、地球に暮らす私たちにとって大切な想いが綴られます。

では、歌の世界をのぞいてみましょう。(以下意訳)

歌詞はこちら



Wow wow wow wow wow...
君の小さな希望に、砂漠の国の少年が喜んだ。
決起する街の若者は、夜明けの太陽をみてウインクした。

Wow wow wow wow wow...
風を切って、雲を抜けて、虹を越えて、僕らの想いは進む。
その人それぞれの想いを胸に、世界を繋ごう。

この歌よ響け Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
心は今 深く澄んだ地球のように青く染まる。
僕らは行くんだ。Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
君がいれば 何も怖くはない

人は誰でも 愛されて生まれてくる。
僕らは行くんだ。Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
いつか この声が世界を包む日まで。


例えば、あなたが願いを込めて送った義捐金が、開発途上国の学校の給食になったり。
例えば、政治紛争が続く国の若者も、平和な日本のあなたも、朝日をみてうれしい気持ちになったり。そんな風に僕らの世界は繋がっていて、愛や平和を願うこの気持ちは、雲を抜け、空を抜け、宇宙に届く。この大切な願いがいつか、すべての世界の人をつつむまで、諦めないで進もう。
だって、人は誰でも、世界に。神に。祝福されて生まれてくるんだから。
少ない言葉で、そんなことが語られている歌詞です。

朝陽を浴びて目覚めた、どこかの国の少女の夢が聴こえる。
地球のどこにいたって、みんなの平和な笑顔を感じている。

耳を澄まして、その手を伸ばして、皆で気持ちを揃えて。
それぞれの人の想いを胸に、心を開こう。

この想い届け Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
心は今 熱く燃える太陽のように赤に染まる
僕らは行くんだ。Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
君を守る。 僕はそのために生きてる。
人は誰しも 自分を信じて強くなる
僕らは行くんだ。Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
いつか この声が未来に続きますように。

永い時間、受け渡して繋いでいくように。
いつか、必ず想いが叶う日々はやってくるから。
ひとりひとりの想いを抱いて行こう。 
ほら、今、世界は目覚める

陽が昇ってゆく。
僕らはどこに行くんだろう。
澄み渡る想いが、海を渡ってゆく。
八咫烏は大地を踏み鳴らす。


突然出てくる「踏む鳴らすカラス」は、サッカー日本代表のマークにもなっている「八咫烏(やたがらす)」のことだという説があります。(ネットの都市伝説)
神様の使いである3本脚のカラスで、その3つの足は、天・地・人を表します。、神と自然と人が、同じ太陽から生まれた兄弟であることを示す象徴の鳥だそうです。
この曲のテーマにぴったりなので、これを採用しときましょう。

この歌よ響け Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
心は今 深く澄んだ地球のように青く染まる。
僕らは行くんだ。Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
君がいれば 何も怖くはない

人は誰でも 愛されて生まれてくる。
僕らは行くんだ。Wo-oh-oh Wo-oh-oh Wo-oh-oh
いつか この声が世界を包む日まで。

この歌を君に贈ろう。


===========================
コンサートでは大野君が振り付けを担当したこの曲。
実は、私はこの振り付け、最初はあんまり好きじゃなかった。
なんかまとまりない気がして。。。

でも、それもそもはず。
この振り付けには、世界各国の民族ダンスが取り入れられているらしい。
そして、バラバラに踊っていた2つのチームの異なるダンスの動きが、曲の後半に行くにしたがって1つにまとまる。
という構成になっていたわけ。
「想いで世界がひとつになってゆく」という曲のストーリーと呼応した内容だったんですね。
うーむ、智師匠。奥深い。。。。

突然ですが、今あなたが使っている携帯やパソコン。
日本や米国の人が設計し、インドの人がプログラミングし、ベトナムや中国の工場で生産したりします。
故障して電話したサービスセンター。日本人と思ってたオペレーターは、実はインドネシアで、日本語が堪能な外国人が受信しているかもしれません。

今、世界って既にそんな風になっています。ご存じでしたか?
よその国の大地震や株の変動、デモや竜巻。全然人ゴトじゃないんです。
私達の生活は、いつもそうやって世界に繋がっています。

海外旅行や留学だけがグローバルではありません。
今の時代はこの歌のように、
世界の人を、「Cosmosの仲間」と想い、大切に思う心が必要なのかもしれません。
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by 503carryon | 2014-06-19 23:37 | Popcorn | Comments(18)
Commented by mie at 2013-06-16 00:30 x
すごいスケール感の曲ですね^^
すごく大きな愛みたいなのを歌っている曲です
実際の世界もこんな風に一つになってみんな仲良くできたらいいのに・・・ってふと思いましたw
Commented by 503carryon at 2013-06-16 07:47
mieさん:そうなんですよね。なんたって「宇宙」だから。震災直後の日本全体を勇気づけようとしてる「beautiful word」なんかと比べると、「Popcorn」は外に広く広がってゆくようなテーマのものが多いですね。旅に出るとか、世界とか。アルバムタイトルだけでなく、アルバム全体のテーマが外向きなので元気でPOPな感じなんだと思います。
Commented at 2013-06-16 11:07 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ☆キラリ☆ at 2013-06-16 16:37 x
主さんの解説読んで、ちょっと感動しちゃいました(涙)
この曲で言っている「愛」は、恋人や家族、友人に向けるような小さくて優しい「愛情」というよりも、もっと大きくて情熱的な「愛」って感じなのかなって思いました。
Commented by 503carryon at 2013-06-16 21:10
はなこさん:そうですね。本人達の意向がどのくらいかはわかりませんが、結構コツコツ社会貢献活動してますよね。ああいう立場の人が、寄付以外でもアクションを見せてゆくのはとてもいい事だと思います。
Commented by 503carryon at 2013-06-16 21:14
☆キラリ☆ さん:そうですね。世界の人が広い愛をもてると、色々な平和が戻ってくるのかもしれませんね。とても難しいことだけど、諦めてはいけないことなんだとも思います。
Commented by 大怪獣 at 2013-06-17 15:16 x
聞き流していたこの曲…。こんなに大きい規模の歌だったんですね!
何にも考えずに聴いていたら、「なんだかワールドカップっぽいなぁ」なんて思っていたんですが、素敵な曲でした!
主様のおかげで、聞き流す曲が少なくなってきました(#^.^#)
そして、智先生の振り付けの裏話…。しらなかった。。。
再度見直します!
Commented by 503carryon at 2013-06-17 21:22
大怪獣さん:確かにワールドカップっぽいんですよね。これ。最初はワールドカップキャンペーンソング用につくったけど、没になった曲なんじゃないかとすら思いました。大切なメッセージがこめられているようなので、じっくり聴いてあげてください。^^
Commented by はる☆ママ at 2013-09-06 11:33 x
初めまして。
久しぶりにゆっくり出来る時間が取れて、CDを聴いていたら、改めて「好きだなぁ」と思って“Cosmos”で検索したら辿り着きました。
ワールドカップの没曲では…?という思いは今も抱いていますが(曲中に出てくる“青”や“カラス”が、代表ユニフォームの色や、三本足の“やたがらす”のマークと引っかかるし)
世界平和を祈る地球規模の歌として受け止めています。
たくさんの…世界中の人に知ってもらいたい歌です。

とても興味深く読ませて戴きました(^^)
Commented by 503carryon at 2013-09-16 12:14
はる☆ママさん:はじめまして。サッカーっぽいとは感じてましたが、そんな証拠が! なるほど、やはりワールドカップのボツ曲かも。。。w
Commented by たま at 2014-06-20 21:30 x
私Cosmos大好きなので、意訳してくださって本当に嬉しいです!
これからも楽しみにしてます!(*´∀`*)
Commented by 503carryon at 2014-06-20 22:30
たまさん:Cosmosは歌詞も壮大で奥深いですね。地球人。っていう言葉が浮かぶかんじ。隣国と小競り合いしてる場合じゃないのに。という気になります。
Commented by はなこ at 2014-06-21 15:35 x
本当に、世界の情報が、すぐに、てにとるように入る今、ワールドカップサッカーを観ながら、競うのは、スポーツのみとは、いかないんでしょうね(^^;;
今年は、ワクワク学校のライブビューイングが、上海やシンガポールで、行われるとのこと(*^_^*)
そんなポジションにまで、来たこと、喜ばなくてはね\(^o^)/
Commented by 503carryon at 2014-06-22 12:40
はなこさん:ああ、そうなんですか! 他国でライブビューイングとは。それはすごいですね。 そのうち、ホログラム的なもので、多元中継のコンサートとかできる世界がくるのかもしれませんね。
Commented by おーちゃん at 2014-06-22 15:52 x
タイアップ曲じゃないトコに、この曲の奥深さを感じてました。。。
谷川俊太郎さんの「朝のリレー」のような世界観。ライオンキングのような、大地を揺るがす感じ。オーケストラの生演奏で聴いたら、ステキだろうなぁ…といつも想いながら聴いてました。

サッカー関係説、面白いですね。何となく繋がってて、また曲を楽しむ幅が広がりました(*^o^*)
Commented by moon at 2014-06-22 16:25 x
Cosmosの振り付け、私も初めて知りました!
そうだったのですねー!
大野さん、凄い…。

あ、感想ですが
個人的にこの曲は、「愛を歌おう」と同じ位壮大な曲だなぁ、と思います(^o^)
愛を歌おう、が世界の愛の歌ならば、Cosmosは世界の平和って言う感じでしょうか?
Cosmos、503carry onさんの解説を拝見しているとサッカー公式応援曲、とも確かに思えます(^o^)
Commented by 503carryon at 2014-06-22 20:22
おーちゃんさん:確かに、商業話をするのは、無粋な素敵な歌詞ですね。
勝つとか栄光とか言わないのが、この曲のいいところだと思います。
Commented by 503carryon at 2014-06-22 20:24
moonさん:愛を歌おうも、荘厳でいい曲ですよね。あれは、前に進む勇気の歌。COSMOSは共に行こうという共存の歌。 メッセージは違うけど、どちらもとても大切なことです。

嵐の歌詞を勝手に読み込みます。なお現在はリクエストをお受けしていません。 感想コメントはどなたでも歓迎です。 ※記事の無断転載はお断りします。
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